研修医メッセージ 外科(プログラムA:3年目) 入江彰一医師 2007年入職

消化器専門医の道を進み、患者さんと同じ目線で向き合いながら、凄腕の臨床医として地域の医療現場に貢献したい。

外科医、なかでも消化器系の専門医を目指し、2年間の初期研修を終え、3年間の後期研修に入った入江医師。多士済々の先輩から日々刺激を受け、患者さんと同じ目線で向き合いながら、世界でも活躍のできる力を身につけるため、なんでも貪欲に吸収。患者さんから全幅の信頼を寄せられる医師を目指し、多忙な毎日を全力で疾走している。

その道の第一人者が揃い、お手本と教材は身の回りに一杯です
写真1

鹿児島の大学を出て、外科医を目指し、研修医として当院に入職しました。「外科医とはこういうものだ」という技術や知識だけでなく、心構えまで身につけることができるのが当院の特徴です。世界的に活躍されている先生やさまざまな分野でイニシアチブをとっている先生、大学教授として実績を挙げている先生、多士済々の人材を輩出しています。これらの所謂「看板医師」以外にも、多彩な顔ぶれが揃っています。豊富な症例や手術例とともに、これだけの人材が揃っているわけですから、外科医として育つのに最適の環境といえます。
私は2年間の初期研修を終え、3年間の後期研修に入っており、呼吸器・循環器など外科の専門分野を回って専門医としての道を歩んでいます。身近な疑問はすぐ上の先輩に聞けますし、さらに突っ込んだ疑問は様々な分野の専門医に電話一本ですぐコンサルトすることができるので、お手本と教材は身の回りに一杯です。

入院から退院、さらに患者さんのその先の社会生活までイメージできるようになりました
写真2

手術例が豊富な当院では、実践面から確実にスキルを磨くことができます。例えば、ピンセットの使い方ひとつにしても、助手として見ながら判ったつもりでも、いざ自分でやってみると思うようにはいかないものです。実践してみてはじめて、周囲の方々の技術の高さが判り、そのうえであらためてベテランの先生方が執刀する様子をみると、「こうだったのか」と気づかされることも多いです。
手術のスキルだけでなく医師として幅の広い対応力も磨かれます。例えば、患者さんはお子さんからお年寄りまでいらっしゃいますが、どんな年齢の方とも患者さん目線でコミュニケーションできるようになりました。そして、最近ではどうやったらこの患者さんを治せるか、入院から退院、さらにその先の退院後の社会生活、訪問診療が必要なのか否かなど、その後の道筋までイメージできるようになりました。

若いうちの負荷、つまり忙しさは将来確実に活きてくる
写真3

大学の同期で他の病院に行った友人と話しをすると、当院では若いうちからより大きな責任を持って患者さんと接していることが実感できます。多くの友人はまだアシスタントの役割に終始しているケースが多いので、なかなか力がつきにくいようです。ここでは何事にも自分で考えて行動しますから、それが力をつける源になっているようです。若いうちの負荷、つまり忙しさは将来確実に活きてくると思います。

消化器専門医の道を進み、将来は地域の医療現場に貢献したい

今後の進路としては、消化器専門医の道を進みたいと考えています。ここで学べるものを貪欲に学び、将来は地域の医療現場に貢献したいと考えています。
私の心に残っているのは、「名をあげることに固執するのではなく、『この街にあの人がいてくれてよかった』といわれ、頼りにされる医師を目指しなさい」という部長の言葉です。例えば、胃・大腸の内視鏡検査や腹部・心臓超音波検査を行い、糖尿病や高血圧を管理し、手術後、気管支ファイバースコープで痰を除去でき、カテコールアミンをうまく使える外科医が身近にいたら、これほど安心なことはないと思います。
以前、私がヘルニアの患者さんを担当したとき、検査から診断、手術の準備、執刀、その後のケアまで、すべて私が責任を持って受け持ちました。その患者さんが退院のとき、「最初からずっと先生が診てくれていたので安心でした」といっていただくことができました。
人は誰でも初対面のときは緊張します。しかし、同じ目線で話のできる雰囲気を作る努力をし、患者さんの抱えている悩みをしっかり聞き出して、それを解決するのが医師の務めだと思います。そんな目標とする先生や尊敬できる先輩が大勢います。世界と渡り合いながらも普段の診療に熱心に携わり、レジデントにも対しても同じ目線に立ってアドバイスしてくれる院長がいます。格好の目標が身近にたくさんいます。これは頑張らない訳にいきません。